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素材について

~革を正しく知るために~



わたしたち人間の肌の色が
一人一人違うように、
生きている牛や山羊の皮も
一頭一頭特徴が違います。




野原を駆け回ってできた擦り傷があったり、
虫に刺された痕があったり、
背中の皮はぴんと張っているけれどおなかや首にはしわがあったり。
それらの特徴を省いてしみもしわも毛穴もない部分だけで
商品を作ろうとすれば、
例えば水牛一頭のうち、
およそ半分以上捨てることになってしまいます。
私たちは自然の命を頂くことに感謝して、
できる限り無駄が出ないように物づくりに取り組んで行きます。







革の個体差を知る

革に残る傷の数々には以下のようなものがあります。
これらは合成皮革では見ることができない天然皮革だけの自然な風合いです。




バラキズ
天然皮革は動物の革を利用するため、
生前の喧嘩や、ひっかき傷、虫刺されなどの痕が残り、
バラキズと呼ばれています。

バラキズ



血筋
牛の血管が表面に現れたもので、
その現れ方は一定ではありません。

血筋



シワ(トラ)
首や肩、お腹の周り。
背中などもともとしわが寄りやすい部分に
筋状の縞模様が生まれることがあります。
革の品質には問題はありません。

シワ



色ムラ
革の状態は動物の年齢、
生活環境、固体、体の部分などの条件で異なります。
そのための染めの工程で
2つとして同じものは生まれません。

色ムラ



靴

靴の吊り込みをする際に革の中でワックスの移動が起こり、
左右で多少色の違いが発生することがあります。

革の表情や色の出方など、
革1枚1枚で違ってきます。






革へのこだわり

靴

私たちは納得のいく商品作りのために、
革の開発から携わりすみずみまで”自然から
生み出された製品”にこだわったものづくりを追求しています。

そして素材が商品の味を際立たせること、
”もの”となって手にしたお客様に喜びを生みだすこと、
「革」というものが創り出すストーリーにこだわります。






ものづくりのこだわり

私たちは”革”という自然の素材を通して、
バングラデシュに残る手の技を生かし、
そこに日本の美意識を加味した独自の世界観を大切にし、
お客様に長く愛されるものづくりを目指しています。


ものづくり



手作りの味わい
手作りの味わい
すべて機械で作ると画一的になるところを、
職人の手を入れることで暖かみのある表情が生まれます。
そのため多少左右でかたちのバランスが違うなど、
手作りならではのしつらえとなります。



環境を配慮したものづくり
手作りの味わい
私たちはレザーパーツを革の端切れから
作るなど自然からいただいた命に
感謝をしてできるだけ無駄を出さない努力をしています。



無駄を省くためにこんなこと…


例えば長いショルダーベルトを作るときに、
1枚のパーツとして取ろうとすると、
多くの無駄な部分が発生してしまいます。
そこで2つのパーツに分けることで、
革の隅々まで使うことができます。

手作りの味わい






革製品をお買い上げいただくにあたり



以下の点につきまして、ご理解とご了承をいただくよう、お願い申し上げます。


革の表情はお選びいただくことはできません。
ものづくりの観点から、ひどく目立つもの以外は革の個性として出荷しております。そのため革の個性に起因する返品等は受け付けしておりません。
てづくりのため左右で多少のバランスの違い等が発生することがございますが、機能に支障がない限りクラフト感としてご了承ください。
革は天然素材で1つとして同じものはないことをご理解下さい。
caregoods



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